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Category : 日常

昼間に鳴くフクロウ長生きツノガエル





スーサイドは私の名前と同じ町にある。十数年前、車がやっと二台入るかな?くらいの小さな場所からこの場所に移ってきた。静かな場所で静かにバイクを創りたかったKohが見つけたこの場所は最初、こんな広い倉庫を借りて大丈夫?というほど広くて私達は希望と期待に胸膨らませていたけれど、心の中は怖くて仕方なかった。バイクのカスタムなんかでここの家賃を払っていけるのかな?私達はご飯を食べていけるのかな?この先のことが全く分からなくて緊張したけれど、もう借りちゃったし勤めていた会社も辞めちゃったし。ノンキな私の隣で、もう後戻りできないKohの思いは如何ほどだったんだろう、、、と今でもあの頃のことを想い出すと胸がギューッとなる。その日から今日までKohはスーサイドの入り口のドアを閉めた日は一日もありません。

私が「少年の部屋」と呼んでいたKohの寝泊りしているスーサイドの中に作った小部屋はやがてプリズムアンティークスという場所になって、最初は広すぎて怖かったこの場所は工作機械だらけの狭くて狭くて仕方のない場所に変わっていき、もうバイクリフトを並べる場所もなくなりました。





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そこでスーサイドから歩いて5分もかからないこの場所に、もういっこスーサイドを作ることにしました。私達にとっては一世一代の大きなこと。縁起だって何だって担げるものは全部担いで始めたい工事なのに、当の本人は「地鎮祭ってなんなの?そんなの海外で聞いたことない。運動会じゃあるまいし何で紅白の垂れ幕ぶらさげなきゃいけないんだよ?俺はやんないよ?どうしてもやりたいならそっちで勝手にやってくれ。俺は行かない」と言い張って、まさかの地鎮祭もやらずに工事が始まった。




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工事が始まって数日した頃、工事現場でいろいろ確認しなくちゃいけないことがあって忙しいKohより先に私が行った。「すいませ~ん、おつかれさまで~す。今日は宜しくお願いしま~す~~」いつものようにヘラヘラしながら建築会社の人たちと他愛もない話をしていると、胸ポケットにレッドブルを突っ込んでタバコを吸いながらKohが登場。もうね、皆さんがドン引きしている空気が凄かった。うんそーだよね、今どきタバコ吸いながら歩いちゃダメだし、ていうかその前に見た目もアレだし、、、現場監督のKohを見たときの顔が忘れられません。




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どんどんどんどん地面が掘られて土が山盛りになっていき次から次へとダンプカーが到着し土を積んで運んでいく。あー良い土だなー、そんなことを考えながら寒いけど綺麗に晴れ渡った青空が目に沁みる。




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現場では親方らしき人と外国人と思われる男性と最終学歴は中卒っス!て感じの男の子が基礎の工事をしてくれていた。だ、だいじょうぶなのか?この人たちに建物の一番大切であろう基礎を任せてしまって、と凄く失礼だけど本気で心配になった。だけど、きっとこの工事を請け負ってくれた建築会社の人たちの方がKohを見て心配になったであろう。だ、だいじょうぶなのか?この人(Kohのことです)から仕事を請け負ってしまったけどこの人ホントに工事代金払えるのか?て思われたと思う。うん私なら絶対そう思う。




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というわけで、工業高校で寝ながら受けても絶対落ちないと言われている溶接の試験に落ちて担任を驚かせた伊達君と、小学生でも持ってる英検4級の資格しか持ってない私と、スーサイドカスタムーズと愉快な仲間達と共に、何度もすっ転んでは立ち上がり立ち上がってはすっ転びながら働いてきたKohの、もういっこの方のスーサイドカスタムズ(別の名を自慢箱と呼ぶ。名付け親はKヨノッチ)が夏には完成予定です。

















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2021年よ、バーイセンキュー!





スーサイドの前には私と同じ名前の少し大きめな公園があって、2021年はKohとふたりでその公園を一周だけ散歩する、ということを気の向いた夜にだけ続けていました。歩きながらいろんなことを話して、へーそんなこと考えてるんだー、ふーんそういうふうに感じてるんだねー、ということもあって、その夜の小さな時間は今まで過ごしたことのないゆっくりとした嬉しい時間になりました。「俺のやり方や考え方はさ、今の時代には古いのかも知んないけど、それでも俺は俺のやり方でやれるとこまでやってみるよ!」とKohが笑うから、聞いてるこっちも、よっしゃーどこまでも一緒に行くよー!と笑えてくるのでした。





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2021年もKohの心意気を理解し協力してくれた皆さん、Kohと一緒に考え知恵と技術を分け与えてくれた皆さん、有り難うございました。どうぞ良いお年をお迎え下さい!!










happy holidays!!




今朝は早くから素敵なプレゼントが届いた!!!


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ちょっと目の錯覚で見えづらいかもだけど、黒い部分だけを見るように見てください。「おまえのかーちゃんでーべそっ」て文字が浮かび上がってくると思います。




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サンダーバードちゃん(SuicideCustoms)のスペシャルエディションです!
さすがアメリカですね(作ってくれた本人はスイス人だけど)っていうホントに作ってんのか作ってないのかよく分かんない感じだったんで、もう全然期待してなかったんですけど、まさかのクリスマスに出来上がってくるとは!これわざとなのかな?サプライズなの?よく分かんないけどめっちゃめちゃ素敵に作ってくれました!有り難う!M!!



というわけで、この時期は本来ならばドイツのバードザルツフレンに居るはずだった私達。残念ながら2021年もその願いは叶わなかった。ショウ自体も2年連続でキャンセルで、あの素晴らしいショウが2年も開催されなかったことに本当に心が痛むけれどクヨクヨしても仕方がないから2022年を目指して明るく元気に過ごしたい。あの日、あの時、あの場所で逢った人達とまた笑顔で抱き締め合える日が訪れますように。大好きなみんなが健やかに明るく過ごせますように。


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写真はおとぎ話の中にいるようだった2018年のバードザルツフレン。







shine...fred kodlin.





蒸し暑い日が続いていますが、Kohには大雪が降ってたみたい。



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shineを復活させようプロジェクト。






XLCR1000




素敵なものを創るには素敵なものに囲まれている必要があるんだよ、とはKohの長年の常套句でありKohなりの哲学でもある。



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その言葉通り、勉強や研究のために世界中から集めた「走る教科書」を自身の身の回りに常に置き、大きなプロジェクトや大切な仕事のときは何十台と保管してある「素敵たち」を倉庫の中から引っ張り出してきては研究し、学び、自分を奮い立たせるような儀式をする。それはお金のある人が高価なものを集めるコレクションの類とは違うし、Kohにはそういう趣味はない。





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そして眠る時も枕元に写真や資料を並べて片時もそのことから離れないような生活を続ける。それはとっても疲れることだと思うけど、とっても幸せなことでもあるなあ、と羨ましく思う。そんなに大好きで夢中になれるものなのに、「あー!もー!めんどくせーなー!」、「ったくー、何なんだよ、これは、あーーーー!」とか愚痴りながら心底面倒くさそうに仕事をするから笑える。




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本当なら今頃、私達はイタリアに居るはずだった。去年に引き続きそれは叶わなかったけれど、それでも人生は続くしKohのカスタムも続く。ものすごい数の死者を出し悲しみに暮れていたイタリアだったけれど、世界でもいち早くワクチン接種を行い見事に復活し先日も無事にMBEが開催され、その想いと心意気と絶対に屈しない精神とオートバイ愛に感動した。私達も見習ってたくさんのアイデアと挑戦と愛を持って来年は参加できたらいいなあ、とドキドキワクワク。




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