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Category : 日常

Koh also need a bike for a change of pace.





Change Koh mood by thinking about other things. But in Koh case, a change of pace is also a bike. 
bike bike bike bike bike....... that's Koh life.! Sometimes people advise Koh. Isn't there another kind of happiness? You shouid take a break once in a while. But I dont think so. Nothing else is Koh happiness.




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気を取り直して鉄で治具を作り直している間に、Kohなりに少し気分転換したいみたいで自身の勉強や研究のために集めている部品をほじくり出してきて何やらやっている。真剣なときのKohにもグッとくるけれど、こうした妄想タイムのKohを眺めているのも好き。




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親切な人達から今まで10000回くらい同じ事を言われ続けてきた。「もっと別の幸せ(この場合、家庭や子どもを持つというニュアンスが強い)もあるんじゃない?」 とか、「たまには休憩した方がもっと良い仕事が出来るよ」 とか。うん、もしかしたらそうなのかもしれないなー、と思わないのがKohである。私はそういうのは別にどっちでもいいけど、そんな私たちも気が付けばもう24年も一緒に過ごしてきた。昨日お祝いの指輪をもらってビックリ。指輪には"20th anniversary"とBill Wall氏のエングレイビングが施してあった。惜しい!(笑) 夫婦でもないのに家族でもないのに、いつも有り難うね。スーサイドを守ること=みんなの生活を守ること。いつもどんな時もそう言っていた。Kohが怒り狂いながら守ってきてくれたいくつかの中のことの一つ。





















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かべをあけてみみであるく





あー、やっぱバッファローチップの強い日差しと乾いた風は最高だね~~



MID WEST




と、なってるはずだった8月。ええ、ここは安城市いずみ町。2022年のSturgisを目指して三年前から進めていたプロジェクトでしたが、間に合いませんでした。ガビーーーン

ちょっとアナタ、何年かかって作ってんのよ?と突っ込みどころ満載感が否めませんが、いやちょっとそれ違うかも。ここは冷静になってもう一度自分達の原点に帰って考えてみる。イタリアのMBEで会場に居た日本人から、「勝ちたいんですか~?」とスカポンタンな質問をされて、そのときのKohの気持ちは、そりゃそーだろお前はバカか?だったわけですが、果たしてKohは勝つ為だけにバイクを創っているのかな。勝つことだけに執着してるのかな。私は即答できる。答えはNO.である。
だから今までも、きっとこれからも、自分が納得できるところまで到達できていないものを無理やり持ち込むことはナイと断言できるし、そのへんの諦めはいつだって早い。だってKohの挑戦の人生はまだまだ続くから。

7月の初めごろにはKohの中では結論は出ていて、Koh自身はもうすでに気持ちを切り替えて横ハーマンにシフトしていたように思う。しかもここまできて120キュービックのハーマンモーターを載せかえる!と言い始めた。ちょ、待って、横浜12月だよ?去年も間に合わなくて今年も間に合わないとか、まさかそんなことある?と大声で叫びたい気持ちは山々エベレストよりも高いが、そこはグっと堪えて静かに見守っている今日は8月2日。


画像はMID WESTの広告にも使用されたKohの大のお気に入りHANA号が整備で久しぶりに7月に帰ってきたときのもの。










新しいショールームが完成しました。





2022年7月4日。もういっこのスーサイドが無事に完成しました。派手なことや賑やかなことは苦手で照れくさい私達ですので静かにこっそり本日オープンしました。このもういっこのスーサイドにはKohが世界中から集めた博物館級のオートバイが100台ほど展示してあり、広いキッチンやシャワールーム完備のゲストルームも作りました。もしよかったらコーヒーでも飲みに来てください。



suicidecustoms





なんじゃこりゃ?って感じですが、これはフランスの友人ニコが経営するEMDで私がアルバイトをした時にもらったチップのコインやイギリスの72歳の大親友グラハムと一緒に食事をした時に飲んだビールの蓋、ビルウォールレザーのビル夫妻がスーサイドに遊びに来てくれた時にエングレイビングをしてくれたエンドミルなど、私達には忘れられない大切な想い出の諸々を入り口のコンクリートに埋めてもらいました。もういっこのスーサイドのお守りです。そしてこれはただの偶然だけど22という数字はKohがAMDでワールドチャンピオンに選ばれた時のエントリーナンバーで、私はこの22を二羽の白鳥だと思っていて、白鳥は一生涯ペアを共にするということでそういう意味でも勝手に大切にしている数字です。

地鎮祭なんてやらねーよ、のKohの鶴の一声で地鎮祭も何もやらずに始まった工事で心配もしましたが誰も怪我をすることなく無事に完成してよかった。工事に携わってくださった全ての皆さんに感謝します。

もういっこのスーサイドもどうぞよろしくお願いします!










simply the best.





あれは20年前のこと。それまでアメリカのスタイルしか知らなかったKohがユーロスタイルを知り頭に稲妻が落ちた頃、オートバイの神様がKohに味方して私の妹がたまたまドイツ人と結婚し移住したのをきっかけに、デイトナのラッツホールで優勝したハウスオブサンダーのエリックが制作したシンプリーザベストを見るためだけに、なけなしの金をはたいてドイツに飛んでいきました。妹夫婦に協力してもらいながらハウスオブサンダーに到着。
ところがここで信じられないことが起こります。その日に限ってシンプリーザベストはどこかに(どこかは忘れた)展示のためにハウスオブサンダーになかったんです。(のちにKohはフレッドコドリンのバイクが見たくてまたしてもドイツまで行ったのに定休日だった為に何も見れず日本に帰ってきたというデジャブを体験する。学習能力、、、) 愕然としたKohでしたがエリックはとても親切でKohにシンプリーザベストの構造を細かく親切に教えてくれたのでした。エリックから学んだことを当時のKohの技術と環境で制作したのがメタルメンタルでした。(名前はふざけているけれど当時のKohは真剣に作りました)


それから程なくしてハウスオブサンダーはフロリダに引越し、ヨーロッパやアメリカで行われるショウには見る側から出る側へとKoh自身も変化していって、シンプリーザベストは写真集の中だけの、夢の中の夢のバイクになった。



simply the best




と思っていた。それが、20年の歳月を経て




simply the best




今度はシンプリーザベストの方から




simply the best




海を渡ってKohの許へ来てくれた。Kohの走る教科書として。




simply the best




嬉しすぎて表情がおかしくなるKoh. 前日から興奮して眠れなかったらしい。「俺はね、鈍感だからこうして本物を見たり触ったりしないと形を理解することが出来ないんだよね。俺はいつも集中する時にはバイクごと部屋の中に入れてその横で眠ったりするだろ?そうやって一緒に暮らさないと俺には形を理解することが出来ないんだよ。そこがいつも俺の才能が無いところだなぁと思うんだけど、そんなことしなくても創造する力に長けてたりする人っているんだよ。それが俺にとってはサツマのサッチャンだったりする訳なんだけど俺にはそこんところの才能が昔から欠けてるんだよね。」と言っていた。
普段はケチを通り越してドケチ生活を続けるKoh. 「若い奴が金を稼げなくてそれでもやりたいことがあって節約して生活するのと、ある程度の金が稼げるようになった今でも勉強したくて研究したくてそのために若い頃のような慎ましい生活を続けている俺を一緒にされるとそれはちょっと違うんじゃないのか?と思うよね。」と少し厳しい顔をして話してくれるKohは良い表情をしていて大変素敵だと思う。












suicide spring customs.





20220307





スーサイドの中のKohの部屋をどんな名前にしようか?と相談された時、私の意見は「Worlds end」だったんだけど即却下になって結局「Prism antiques」になったんだけど、あの時Kohに却下されて本当に良かったと今は思う。




小学生の頃、社会の授業で世界終末時計(doomsday clock)の存在を習った。子どもながらにすごく怖くて心配で布団の中で泣いた。翌朝、父に「核戦争って本当に起こるかもしれないの?」と聞いたら、「人間はそんなにバカじゃないから大丈夫だよ」と言ってくれて、あーお父さんがそう言うなら絶対大丈夫だな、とその日からはあまり考えなくなった。


もういっこのスーサイドの工事が着々と進んでいて、たまに散歩がてら見に行くんだけれど今の季節は梅が満開でとっても良い匂いがする。梅の色も紅白で、こいつぁ春から縁起がいいな~と嬉しく思う反面、こうしてここでは真面目に働いて建物を建てている人がいて、世界のどっかでは誰かが真面目に働いて建てた建物をボタンひとつでぶっ壊してるバカがいる。そんなことを考えながら子どものころに聞いた父の言葉を想い出しました。












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Author:izumi
Welcome to Suicide Customs.
This is our little Motorcycle diary.

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