bill wall leatherへ
ロケットへ乗り込み宇宙へ行った日本人のインタビュー記事を読み、ああ人間って時に愚かな生き物だけれどでもやっぱり生きるって素晴らしいな!と嬉しく思った。挑戦とは誰かを負かすことではない、ということを改めて考えたし、今日もこうして信頼できる人たちと共に働ける幸せを噛んで噛んで噛み締めた朝になった。

ダイナのクラブスタイルを制作中のKoh. どんな仕事のときもたくさんの資料とにらめっこして、それが一晩中続いたり何日にも及ぶ日もあって、真剣に研究し勉強している姿にはジーンとくるものがありますが、集中しているときは決まって機嫌が悪いので、あんまり話しかけないようにするし視界に入らないようにして過ごします。それがねー、ものすっごい疲れるのー、まじで。

今回もシートはbill wall leatherへ。きっと、どちらかが死ぬまで一緒に仕事をしていくんだろうなあ、と思う。それはKohにとって、とっても誇らしいことで、billにも誇らしく感じてもらえるような仕事をこれからもしていかなくてはいけないな、と毎回シートを送る日には背筋がピーンと伸びるような気持ちになります。

ところで、お祝いで作ったこの帽子。欲しいと言ってくださる人が多いので、ちゃっかり商品化することになりました。販売する商品の刺繍糸は白色です。今月末から販売開始しますのでよかったらぜひ。Kohはお誕生日の特別バージョンで銀色なんですけど、これもご要望が多かったら商品化しちゃおっかなー!と考え中(←先祖代々商売人の血がどうしても疼いてしまう)
ちなみに私の父方の祖父は明治生まれながらハイカラなジーパン屋を営み、母方の祖父は背広工場を営んでおりました。Kohの実家は龍次郎と虎次郎という冗談みたいな名前のおじいちゃん達から続く蕎麦屋を営んでいて、美味しいカツ丼が食べられると評判で、インターネットなど何も情報の無い時代に噂が噂を呼んでたくさんの人々が遠方から食べに来るようなお店だったそう。Kohのお父様曰く、Kohはその龍次郎にそっくりらしい(笑)
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