fc2ブログ

Suicide Customs inc

Category : John Harman

tribute john harman.





横ハーマン、まだ今ここ。ハーマンのエンジンを使って制作しているこのマシーン。当然ハーマンが天国から見てくれてるなんて思ってないけど、それでも彼が天国へ旅立ってからこれだけの長い時間が流れても、こうして彼のエンジンが地面を走る日が来るんだ。それってすごくすごく尊くて素晴らしいことだよね。



john harman




俺はとんでもないもんを創っちゃったぜ!と喜んだのも束の間、0.01ミリ削るところを0.1ミリ削っちゃって、本当にとんでもないもんになっちゃったフレームだったけど、やっと希望の光が見えてまいりました。なのに厳しい表情をしてますねえ。もっと喜んだらいいのにと思うけれど、本人曰く、「満足度よりも達成感の方が体と心に沁みる」らしいから、まだまだまーだKohの笑顔はずっと遠くの方にあるみたい。









スポンサーサイト



2022 横ハーマンは続くよどこまでも




世間では一緒に過ごすであろう時間のほとんどを別々に過ごす私達は、年越しも離れて迎えるわけですが、数日間ひとりぼっちでスーサイドに籠もっていたKohに新年が明けてしばらくしてから逢いに来ると、まさかの右側だけ眉毛がなかった。え?この数日で何があったの?「たぶんね、溶接してるときに燃えちゃったんだな!」と久しぶりに私に逢えて嬉しそうだった。年末年始は静かにひっそりと横ハーマンのフレームを完成させる計画を立てていた。お正月は電話も鳴らないし誰も来ないし、そういう時間は落ち着いてじっくりと創れるから良いものが出来るんだって。ていうか、まだ横ハーマンってフレームの段階だったんだね、、、すると「あのね、フレームってのはそんなに簡単に出来るもんじゃないんだよ。骨組みってのは一番大事なんだ。そこがダメだと全部がダメ。骨組みがグチャグチャだと全部がグチャグチャなカスタムになるの!分かる?」とちょっと怒ってた。今年も元気に怒るKohに逢えて私も嬉しかった。



john harman



そんな大事なフレームを製作するのにもう数ヶ月の時間をかけていて、この年末年始で完成させる予定だった。そして横ハーマンからは一旦離れて2022年は45マグナムの続きからスタートする予定だった。だがしかし、やっと出来たぜー!と思った瞬間にアクスル部分を0.01ミリ削るところを間違えて0.1ミリ削ってしまったことに気が付いたらしい。「あーーー!俺は二日間かけて創ったものをまた二日かけて壊してる、、、いったいこの4日間俺は何をしていたんだろう、、、」と頭を抱えて落ち込んでいた。笑っちゃいけないけど毎回大事なとこでズッコケてるから笑えちゃう。


この数日間離れていても二人で考えていたことは同じだった。この二年間、今まで生きてきた中で初めてのことを経験して、見た目はアレだけど中身は真面目なKohは世界で決められたことに自分で出来る限りのことは従って行動してきたし、自分勝手な行動は慎みルールを守って生活してきた。でもこうして三年目を迎えて決断したことは、2022年はやれるだけのことはやろう!行けるところには行こう!だ。それが叶うか叶わないか、許されるのか許されないのか、もうオートバイの神様にしか分からない。だけど2022年はそういうふうに過ごそうね!と二人で決めました。普段は私が右と言えば左に走っていくKohですが、こういうときは不思議と意見が一致することが多いので助かる。

二人で決めたことでも二人だけで実行できるはずもなく、それを行動に移し実現させる為にはたくさんの人たちの協力が必要なわけで。2022年もスーサイドカスタムーズと愉快な仲間達の経験と技術と知恵を分け与えてもらいながら、楽しいけど悔しくて、嬉しいけど苦しくて、そんな「生きていること」を実感できるような一年にしたいと思います。
どうか皆さんにとっても、この世は生きるに値するんだ、と感じられるような一年になりますように。








月の瞳たち





横ハーマンが絶望的に間に合わないことに気づいてからも真剣に取り組む姿勢は変えなかったから諦めているようには全然見えなかったけれど、前日の夜にもまだフレームを制作しているKohが、「やっぱさー、フルスクラッチビルドでバイク作るのって時間かかるよねー!」と言っていた。ま、まあそーだよね、、、ということで今回は残念だったけどまた来年を目指します。何か主催者側に悪いことしちゃったよねえ、、、と私がボソッとつぶやいたら、「なーにが悪いんだよ?俺はね、主催者に敬意を込めて作ってんの。何としても持って行こうとして本当はもっとこうしたいけどまあ仕方ないよね時間ないし、て方がよっぽど失礼だろ!」と叱られた。ごもっとも。




yokoharman




最近のいろんなことを言葉にしたいんだけど、なんていうか、言葉にならないといいますか、たくさんのことを思ったり考えたり、ふたりでXLCRに乗ったり、そんな12月を過ごしています。










横ハーマン triple trees





唐突ですが私は怠け者である。絶望的に朝が弱いし、時間にルーズだし、約束事が苦手。Kohとは正反対な性質なので、Kohにイライラされることが多い。そんな私が重要な仕事を任されることが稀にある。こういうときは本当に憂鬱であるし、逃げ出したくなる。失敗すればKohのしつこすぎる嫌味と雷が私にドッカーンと落っこちるからだ。そして先日、その私が恐れている重要な仕事を任された。やり取りはすべて英語である。英語の出来ない私にとってはもはや苦行でしかないが、給料を貰っている以上は絶対にやり遂げなければならない。賢い人ならば30分もかからないような仕事に私は何時間もかける、というかかかる。自信がないので慎重になりすぎて、ただでさえ遅い仕事が余計に時間がかかるのである。そしてそれにイラつかれる。嗚呼、これぞ悪循環。



tech cycle


そしてその私の悪循環が結果として無事に果たされた瞬間、心の底から安堵する。その瞬間がこの日だった。tech cycle、そしてFedex、有り難う。thank you so much. 






triple



さて、横ハーマンのトリプルツリーが完成しました。勘のいい人ならこのマシーンの名前からして何を目指して制作しているのか察しがついていらっしゃると思いますが、今日はね、もう11月20日なの。



triple



横ハーマン用のヘッドライトはもうすでに用意してあったんだけど、フロントフォークをギリギリのナローに設計して制作したもんだから準備してあったヘッドライトがフォークの間に入らない、という悪夢がここに来て発覚。がびびびーーーん
Kohが困った顔で笑いながら両腕を頭の後ろに抱え込んで、「これ、もう絶対間に合わないじゃーん」と私を見る。まあ、なんていうか、ド素人の私の目から見ても、うーん、ちょっと、、、間に合うようには見えない、、、かも?
がしかし、本人曰くまだ諦めてはいないらしい。でも、まぁこんなもんでいっかーというようなものは持っていかない、というのは自分の中のフィロソフィーであるらしいので完成していないものを無理やり持ち込むことはしないようだ。今までも余裕のよっちゃんで制作したマシーンはたったの一台だってないので、こういう状況には慣れっこですけど、正直何台目でも慣れませんね、こういう状況には。

というわけで、やれるところまでは諦めずにやり続けます。









横ハーマン triple trees.






triple


triple




これは下側の部分のトリプル。今から穴をあけます。




triple




triple




そしてこれは上側のトリプル。Kohが「ビレットの部品ばっかり載せてたら機械加工しか出来ない奴だと思われそうで嫌だなァ。本当は板金も溶接もウマイのにさ」と言ってきた。そう?確かに機械が全部削ってくれてるけど、その機械だってKohが動かさなければそこに佇むだけのただの大きな機械なわけで。夜眠る前に素敵な部品を思いついて、そのまま眠って朝起きたら頭の中に描いた部品を機械が削って作ってくれていたら、それは正しく機械が作ってくれた部品だけど、今のところそんなに気の効いたことをしてくれる機械は世の中には存在しない。機械は素晴らしいものを削り出してくれはするけれど、その機械が削ってくれているアルミや鉄以上に人生を削らないことには機械は動いてくれない。今年で46マグナムになってもまだなお半額シールのパンをかじりボロの服を着て、清水の舞台から3度も真っ逆さまに落ちながら機械を買って猛勉強を続ける。人の手を動かして時間をかけて作る部品も素敵だけれど、人の手では到底作り出せないものを21世紀のテクノロジーを駆使して作るあなたの部品にもハンドメイドと同じだけの、いや、もしかしたらそれ以上の愛と魂と浪漫を感じることが出来るかもよ。












カウンター

プロフィール

suicideistoms

Author:suicideistoms
Welcome to Suicide Customs Blog

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Top