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フランクフルトから、こんにちは






ドイツで暮らす大好きな友人夫婦から、「アメリカの日程が決まったら教えて!ふら~っと逢いに行くかも!」と連絡が来た。ふら~っと、てドイツからアメリカ遠いよ?(笑)



20200311





でも、これも夢物語じゃないんだよなあ。だって2019年のスタージスの時も信じられない奇跡が起こったから。私達がスタージスに参加しているときに、まさかの友人夫婦もアメリカに居るってことで、「ダメもとでL.Aで待ち合わせして一緒に食事しませんか?」と素敵な提案をしてくれたお二人。連絡をくれた時まだバッファローチップに居た私達だったから、どうしよう?嬉しいけどいくらなんでも遠すぎるよね?無謀すぎるよね?どうしよう?どうしよう?うじうじ悩む私にKohが「こんなこと人生に何度もあることじゃないんだから絶対に逢った方がいいよ!」と背中を全力で押してくれて、2100キロも離れたレストランで待ち合わせをする、という果たせるかどうか想像もつかない約束をして、丸二日間トラックをぶっ飛ばしてギリギリセーフで間に合って(友人夫婦はその日の夕方の飛行機でフランクフルトに帰ることが決まっていたので)涙の再会をして笑顔で一緒にランチをすることが叶った、という夢のまた夢のような奇跡を起こしてくれたお二人だもん。「AレックスさんとRえこさんがスタージスまで逢い行くかも、て連絡来たよー」とKohに教えたら、何としてでも間に合わせなければならない理由がまた一個増えてやる気百倍になってた(笑)

このAレックスさんというのが前にもブログに書いたけど、Kohの健康を心配する人が多い中、「好きなことに没頭できてるKohは逆に健康的なんじゃない?」と言ってくれた人です。









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ポーランドから、こんにちは




2016年のAMDで出会ったポーランド人が居る(なんか最近のブログの内容が回想劇みたいになっちゃってるけど今年はそういう年なのかも) その頃はドイツのコドリンマーダーサイクルズで働いていて、その後故郷ポーランドに帰って頑張ってるM-チン。彼に逢ったのはその時一度っきりだったけど、それからも時々連絡してきてくれて今ではKohの良き友人。いつも人のことなんて良く言わないKohが珍しく、アイツは良いヤツだ、アイツは男だ、とか言うから私もすっかり影響されて、M-チン=良い人だ、と思っているのであったが、もしかして本当の本当に男らしい良い人なのかも?と思う出来事があった。

いつものようにメールで、「調子どう?今どんな作業してるの?何作ってる?」とM-チン。「今はね、こういう部品を作ってるよ、あとね、この部品も設計して今から削るよ!」と画像と文章を送り合いっこしていた。そんないつもの会話の中で突然M-チンが、「俺、スーサイドで働きたいんだけど、行ってもいい?」て聞いてきた。行ってもいい?て、ここ日本だよ?アナタが住んでるとこポーランド!



20200308



というわけで、来月ポーランドからM-チン氏が働きに来てくれます。まずは一ヶ月。いやいや言うのは簡単よ?言うだけならタダだし、お互いに。まあ外国人だし軽いノリで言ってんのかなー、と私は半分信じてなかったんだけど、Kohは丸々信じてた。普段は人のことなんか絶対に信用しないような人がM-チンのことは信じるんだ。私は普段は人のことすぐ信じてしまうんだけどこういう時は疑っちゃう。

後日、「ひとつ心配なことがあるんだけど・・・」と連絡が来た。あーやっぱりな、と思った。そしたら、「俺はKohが期待するほど仕事の腕があるのか不安なんだよね・・・」 えー!?自分の健康の心配じゃなくて、自分が行くことによってこちら側に迷惑が掛からないかの心配をしてくれてるのー?!

そして今日再びM-チンから、「今回のことでヨーロッパもパニックになってるけど俺は大丈夫!もうチケットも取ったから空港まで迎えに来てくれる?」と連絡が来た。Kohが、「ほら?俺が言ってた通りの人でしょ?」と嬉しそうにしてた。なんかいろいろごめんね、M-チン。


10年位前に鳥?豚?インフルエンザが騒がれた時があったでしょ?ちょうどその時にイタリアから友人がスーサイドに来る予定だったんだけど、その騒動でキャンセルになったことがあった。すごく残念だったけど彼の判断は正しかったと思う。彼とはその後、長い間逢えずにいたんだけど2019年のヴェローナで逢う事が叶った。今回のこの騒ぎもM-チンが来てくれる4月にはどうなってるんだろう?風呂も入らず毎晩ここに泊り込んで作業している我々が手洗いうがいを心がけているわけもなく、あとはオートバイの神様に祈るのみ。男前M-チンの願いと二人の夢と浪漫の再会が、どうか叶いますように!









rats hole show from switzerland.





そんなこんなでスイスの話で楽しんでいたら、「今ねー、俺達スイスに居るよー!」とV22のFランキーとラッツホールショウの主催者T・スミス氏から連絡が来た。t4にも再会できたと喜んでいた。やっぱりオートバイって最高だ!



20200223



今年2020年のスタージスは80周年で、我々も参加しようと今努力している真っ最中。体験したことが無いから何とも言えないけど、きっとものすごい盛り上がりになるんではないかと予想される。そんな場所に大好きなオートバイ達と(2台持って行く予定)大好きな人々と再会し過ごせたらどんなに幸せだろう。

心配事は、製作が間に合うか間に合わないか、ただの一つだった。だった、というのは、なーんか今違う心配事が出てきて大丈夫かなあ、と考える時もあるけど、まあ考えても仕方ないし、あとはオートバイの神様のみぞ知る、のかな。













しじみ研磨(仮名)





若い頃は何でも自分でやるのが良いと思い込んで無我夢中になってたことも在るらしいが、今は体力も落ちてきて全部自分でやることが果たして良いのか悪いのか?いやいやそんなことにこだわってたら一生カスタムが完成しない気がする・・・ていうかこだわるとこそこじゃないか!ということに気づいてからは信頼できる仕事仲間を探す日々だった。Kohと合わないからダメだとかそんなのはもちろんないが、やはり大切な仕事の一部を誰に託すかというのは重要な部分であって、Kohがその人の仕事を信頼できないことには成り立たない。その逆ももちろん然りで相手にもKohの仕事を心から理解してもらう必要があった。

そんな気難し屋Kohが、この人以外には絶対に触って欲しくない!と信頼を寄せる人物がいる。しじみ研磨(仮名)のA氏である。Kohのカスタムバイクを磨き続けてもらってもう何年が経つだろう。



20180822



スピード・スターは金属の持つそれぞれの美しさであったり荒々しさであったりの「質感」を意識して作っている。例えばガソリンタンクは鉄だけれどサイドのパネルはアルミであり、リアフェンダーはアルミの鋳造であるのに対してフレームはステンレスで、オイルタンクは今回は鉄を叩く。前後のホイールはアルミのブランク材から削り出して作ったものでリムの部分がむるーんと盛り上がっている造形がタイヤをはめたときにタイヤと一体化しているように丸々と見えて個人的には素敵だと思う。




20180822



20180822




理屈がどーたら経験がこーたら、そんなの全部吹き飛ばしてKohの神経質な要求にどこまでも付き合ってくれ、そしてそれを見事にやりきってくれるしじみ研磨(仮名)のA氏。A氏が真っ黒になればなるほどスピード・スターがキラキラと輝きを増す。




20180822



無限に時間をかければ良いものが出来るとは思わない。良いものを作るには時間がかかるのは理解できるけれど、時間をかければ良いものが出来るわけじゃない。それにこれは僕の趣味じゃなく仕事だ。仕事にはある一定の時間が決まっていてその限られた時間の中でいかに良いものを作り出せるのか、というのが仕事をこなす能力のひとつだと思っている。それが出来なければ仕事ではなく、それはただの趣味だ。
と言い切るKohのスピード・スターがバラバラにばらされて、それぞれの、その仕事のプロの手に委ねられていく。








これは大親友Sちゃんが友情の証で作ってくれたbill wall leatherの動画。ゆる~い音楽と画像が最高に好き。Kohもめずらしく褒めていた。気に入って先日も載せたんだけど載せ方が悪かったらしくSちゃんからまさかのクレームが!これで合ってるかしら?というわけでそういえばspeedsterのシートパンも先週無事に仕事仲間であるbillの許へ旅立ちました。約束よりもずいぶんと遅くなってごめん!間に合うかな?とメールしたら、「まかせとけ」と力強い返事があった。もう、ほんと、好き!











Bill Wall Leather.











billがスーサイドに行ってもいいか?と聞いてきたので、ええもちろんどーぞ喜んで!と答えたのは6月。予定では9月のいつか。また日時決まりましたらお知らせします。映像は私の世界一の大親友Sちゃんが作ってくれた。ありがとう!最高に気に入ってるぜ!














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