Rをつくる
基本的にKohがハンドルをつくるときには、一本のパイプを手曲げしてつくります。マフラーも然り。がしかし、望んでいるカタチのRが急だったりする場合、曲げることは難しい、というか無理して曲げない。なぜならば、パイプの径がつぶれてしまうから。「手曲げ」 にこだわってはいるけれど、こだわっているのは 「手曲げ」 ではない。Kohはあくまでも 「美しく均一なR」 にこだわっているのだ。
私が口うるさく言わないと歯も磨かないようなKohですが、オートバイのカスタムに対しては狂ったように神経質。輪切りになった小さなパイプを溶接で貼りつないでいく手段もあるが、Kohはそのやり方を好まない。では、どのように思い描いている急なRをカタチにしていくのか。

一見パイプに見えますが、

じゃーん!!!(ピントが合ってないですが) このようなものをCNCで削り出して、

このように溶接してつくります。そんなん普通じゃん、というオチでしたらすみません。現にJ.J(ジェシージェームス氏)もこのような方法でマフラーをつくっていますしね。
というわけで、このBLOGはO和田氏に捧げます。なぜならば、O和田氏のフレームの一部分も同じ方法でつくっていくから。お楽しみに!
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