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Suicide Customs inc

Date : 2018年08月

Bill Wall Leather.




シートパンを日本から送ったのは確か先週か先々週だったような・・・マリブってそんなに近かったでしたっけ?てくらい超特急で製作し届けてくれたBWLに感謝!Kohのカスタムには無くてはならない存在で、二人の間には詳しい図面やスケッチなんかもう必要なくて、シートパンを送ったらbillが革をはってKohの思い描いていた通りの形になって戻ってくる。以心伝心?運命共同体?なんかよく分からないけれど二人の完璧な仕事っぷりにしびれる。




20180831




そしてそのbillが来月スーサイドに遊びに来てくれる。何が嬉しいって、スピード・スターを見てもらえるってこと!

昔々、アメリカの雑誌イージーライダースをぺらぺらとめくりながら、「俺の作ったバイクもいつかMに撮って欲しいなあ」、と言っていたKoh。私はそれをずっと憶えていて、いつか叶うといいねえと思っていた。それから約15年の時間が流れて2016年のAMDフリースタイル部門でKohが優勝したとき、ひとりのおじいちゃんがひょこひょこと大きなカメラを抱えてKohに「写真を撮らせてもらえるかね?」と尋ねてきた。そのおじいちゃんこそがMだった。「ええもちろん。」落ち着いてKohは応えていた。「顔に影が出来てしまうからキャップを後ろ側にまわしてくれるかね?」そう言って何枚かKohとランブル・レーサーを撮って、「ありがとう」とその場を立ち去った。ほんの5分足らずの時間だったけれど、それは私にとって15年分のおとぎ話のようだった。「123は何でも夢みたい、とか、夢のような、とかいう言葉を使うけど俺にとってはそんなもの夢でもなんでもなくて、それはすべて現実。夢を叶えたくてやってるんじゃなくて俺のやってることはすべて仕事で、その仕事を手を抜かずにやってたら現実がこうなったってことで夢が叶うってのとはちょっと違うんだけどな。ところでさ、123の言う夢って何のことなの?」 

まあそんなこと真顔で質問されると自分でもよく分からなくなりますけど。「立派な仕事をしていれば自ずと立派な人たちが集まってきてくれる。」とはKohの長年の常套句。寝ぼけ眼で夢の中をへらへらと漂っている私には到底やり遂げられない無理難題をKohと一緒に乗り越えてくれようと努力を惜しまず知恵と経験を分け与えてくれる人たちの愛と涙と汗と睡眠不足の結晶であるスピード・スター。きっとbillも喜んでくれると思う。








というわけで、スーサイドカスタムズ内にある通称「少年の秘密部屋」プリズムアンティークスに、9月18日の午後3時よりbill氏のデモンストレーションが始まりまして午後7時まで続きます。BWLをそしてオートバイやカーをこよなく愛している方々ならばどなた様にもご参加いただけます。ぜひ一緒に楽しみましょう!カッコつけたり威張ったり見栄を張り合ったりすることのない平和で愛のある時間にしたいと思っております。とにかくゲストをお招きしてシャレオツに接待することが大の苦手な私達ですのでどうなることやら感がパナイですが、価値ある時間を心をこめて過ごしたいと思います。











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