ポーランドから、こんにちは
2016年のAMDで出会ったポーランド人が居る(なんか最近のブログの内容が回想劇みたいになっちゃってるけど今年はそういう年なのかも) その頃はドイツのコドリンマーダーサイクルズで働いていて、その後故郷ポーランドに帰って頑張ってるM-チン。彼に逢ったのはその時一度っきりだったけど、それからも時々連絡してきてくれて今ではKohの良き友人。いつも人のことなんて良く言わないKohが珍しく、アイツは良いヤツだ、アイツは男だ、とか言うから私もすっかり影響されて、M-チン=良い人だ、と思っているのであったが、もしかして本当の本当に男らしい良い人なのかも?と思う出来事があった。
いつものようにメールで、「調子どう?今どんな作業してるの?何作ってる?」とM-チン。「今はね、こういう部品を作ってるよ、あとね、この部品も設計して今から削るよ!」と画像と文章を送り合いっこしていた。そんないつもの会話の中で突然M-チンが、「俺、スーサイドで働きたいんだけど、行ってもいい?」て聞いてきた。行ってもいい?て、ここ日本だよ?アナタが住んでるとこポーランド!

というわけで、来月ポーランドからM-チン氏が働きに来てくれます。まずは一ヶ月。いやいや言うのは簡単よ?言うだけならタダだし、お互いに。まあ外国人だし軽いノリで言ってんのかなー、と私は半分信じてなかったんだけど、Kohは丸々信じてた。普段は人のことなんか絶対に信用しないような人がM-チンのことは信じるんだ。私は普段は人のことすぐ信じてしまうんだけどこういう時は疑っちゃう。
後日、「ひとつ心配なことがあるんだけど・・・」と連絡が来た。あーやっぱりな、と思った。そしたら、「俺はKohが期待するほど仕事の腕があるのか不安なんだよね・・・」 えー!?自分の健康の心配じゃなくて、自分が行くことによってこちら側に迷惑が掛からないかの心配をしてくれてるのー?!
そして今日再びM-チンから、「今回のことでヨーロッパもパニックになってるけど俺は大丈夫!もうチケットも取ったから空港まで迎えに来てくれる?」と連絡が来た。Kohが、「ほら?俺が言ってた通りの人でしょ?」と嬉しそうにしてた。なんかいろいろごめんね、M-チン。
10年位前に鳥?豚?インフルエンザが騒がれた時があったでしょ?ちょうどその時にイタリアから友人がスーサイドに来る予定だったんだけど、その騒動でキャンセルになったことがあった。すごく残念だったけど彼の判断は正しかったと思う。彼とはその後、長い間逢えずにいたんだけど2019年のヴェローナで逢う事が叶った。今回のこの騒ぎもM-チンが来てくれる4月にはどうなってるんだろう?風呂も入らず毎晩ここに泊り込んで作業している我々が手洗いうがいを心がけているわけもなく、あとはオートバイの神様に祈るのみ。男前M-チンの願いと二人の夢と浪漫の再会が、どうか叶いますように!
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