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Suicide Customs inc

Date : 2022年05月

Strociek engineering.




スーサイドの片隅にある通称「少年の秘密部屋」と私が呼んでいるプリズムアンティークスの中で暮らしているKohですが、本人曰く、「俺は物を立体的に見る才能が無いから実物を買ってそれを自分の横に置いて眠ったりしないと本当のその形を理解することが出来ない」という理由で世界中から買い集めたガラクタ宝物の中で365日24時間のほとんどを自宅へも帰らずここで過ごしている変態研究熱心な性質のため、最近もまたガラクタ宝物が増えていて、これなーに?と聞いたら素敵なことを教えてくれたのでKohの中のモーターサイクルダイアリーズ私の中のスイートメモリーズとしてここに書き残そうと思います。



ベルバタッチのタペットブロックとプッシュロッドを作っているデイビッドがストロチックのシリンダーヘッドを持っていることをたまたま知ったKoh(ストロチックのデイブとベルバタッチのデイビッドは友人同士。名前が似てるからちょっと話がややこしいですが、ストロチックのデイブはショベルヘッドのアルミニュウムローラーロッカーを1970年代に初めて作った人です)
ベルバタッチのデイビッドに「それ、どんな感じ?」と聞いてみたら、ストロチックのデイブが作ったシリンダーヘッドのことをめちゃくちゃ丁寧に教えてくれて、3個だけ作ったうちの1個をKohに譲ってくれることになった。だがしかし、それにはオチがしっかりあってそのシリンダーヘッドは作りかけのものでした。それでもどうしてもKohはそれが欲しかった。なぜなら穴のヒントを探していたから。今45マグナムのシリンダーヘッドを自分でも作っている最中(まだ設計の段階)で、吸気と排気の穴を開けることが非常に難しいらしくそのヒントをどうしてもどうしてもどうしても得たかったんだって。




45magnum




それで届いたのがこの中央に写っているストロチックのデイブが作った、いや正確には作りかけて途中で作るの止めてほったらかしてたシリンダーヘッド。下はKohが何年か前に作ったもの。今からこれをヒントに改良を重ねていく。
別にレースに出るわけでもないんだし今まで作ってきたシリンダーヘッドだって素晴らしく走ることは立証済みだしもういいんじゃないの~~~?とはいかないのがKohである。「大きく息を吸って力強く息を吐く。人間も同じだろ?マスクしてると上手く呼吸できなくて苦しいじゃないか。バイクも同じなんだよ」だそうです。それには穴を開ける工程がすごく大事なんだって。愛です、愛。




45magnum




今回、この(作りかけとはいえ)世界で3個しかない貴重なデイブ ストロチックのシリンダーヘッドを譲ってくれたベルバタッチのデイビッドがスーサイドのホームページでKohの今までの仕事を見てくれたらしく、そんな彼から「このシリンダーヘッドが行くべき所に行って良かったよ」と連絡をくれた。なんか泣ける。長い年月の中で本当にたくさんのことが人それぞれあって、その中でもやっぱり時々、本当に時々だけどこういうことが起こって、ただの別に何でもない人生なんだけど、ただ生きてるだけなんだけど、なんかすごくいいなあ、と思った出来事だった。


そしてこれは今年のスタージスへ参加するマシーンを制作するための研究材料のお話をしているわけなんですが、先日一緒に参加する予定だったスイスの友人から「今年は運送費が例年の3倍に高騰したからキャンセルするかも」と連絡があった。なんですとーーー!?まあヨーロッパからだとロシアの上空は飛べないから遠回りしなくちゃいけないもんね、日本は大丈夫だよね、だって太平洋の上飛ぶだけ出し、でもなんかちょっと心配になってきたな、とDHLに問い合わせたら日本からの運送費も3倍から4倍になっている、と返答が来た。うっそーーーーーん
人生ってやっぱり思うようにはいかない。浮かれた途端に落ちるこれこそが人生。いつものことだけど試練、試練、試練の連続で、オートバイの神様からまたしても試されているようにしか思えないんですけど。どうなるんだろ。45マグナムとKohの苦悩は現在進行形で続きます、、、

















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