Suicide Customs inc

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帰ってきた滝ボルギーニ




VictoryCustomPaintさんへスリップしながら滝ボルギーニを持ち込んだのが大雪降りしきる2月。





あっという間に月日は過ぎ去り、


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草花が咲き誇る春麗らかな4月17日、とうとう滝ボルギーニが私達の許へ帰ってまいりました。想像していたよりも、期待していたよりも、もっともっともーーーーーーっと素晴らしくなって!!!




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まるで水分を含んでいるかのようなトロ~ンとした質感。上手く表現できないのだけれど、まるでゼリーのような柔らかいものを見ているような、静かな湖の水面を見ているような、そんな不思議な感覚。それはもう画像なんかでは伝えきれない3次元な黒色であり、写真には映りきらない美しい黒色なのである。普通、雑誌や何かで見かけたものを実際に目の前にすると、意外と「え?こんなだったの??写真で見た方が格好良かったなぁ。」とガッカリすることが多い。がしかし、N畝氏のペイントは雑誌の写真で見るよりも、PCの画像で見るよりも、何百倍も何千倍も実物の方が素晴らしいのだ。アメリカやヨーロッパのショーに何度も出向き、世界中のあらゆるトップペインター達の塗装を見てきたKohですが、「こんなにも美しい黒色を僕は見たことがないよ。」と興奮していた。


何枚も写真を撮ってみたけれど、到底この美しさは画像に映し出すのは無理だったので諦めた。



そして、今回私達が一番ドキドキしていたのが、「パッと見は真っ黒なんだけれど光を当てると蛇の鱗(へびのうろこ)が浮き出るようにしてほしい。」という注文だった。自分たちで注文しておきながら、そんなこと出来るのかねぇ、、、などと半信半疑で待っていた全く失礼極まりない私達を、N畝氏はバッコーーーーンと裏切ってくれた。もちろん最高に良い意味で。そう、まさに目から鱗とはこのことだ。


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もう技術が高すぎちゃって写すのも大変なくらい、本当に光が当たらないと浮き出てこない蛇の鱗。これがもう実に息を吞む素晴らしさだった。ど素人の私が勝手なことを言っちゃえば、派手なデザインや目立つ図柄を足すことは技術的にも容易なんじゃないかと想像がつく。Kohのカスタムにも毎度同じことを書くが、足すよりも引くことの方が断然難しい。単純でシンプルなものほど粗と技術が垣間見えてしまうからだ。よって究極の技術とは無駄なものを削ぐ行為という挑戦だと思う。




水面のような柔らかさと光に導かれる鱗。Konの美しい板金と、N畝氏の大変丁寧な下地作りと努力と根性と気合と情熱と汗と涙と睡眠不足と、そして最も大切であろう責任感がこれでもかこれでもかと重なって、間もなく滝ボルギーニが完成します。私がこの仕事で一番学んだこと、それは、努力も根性も気合も情熱も責任感もクソもヘッタクレも人それぞれだ、ということでした。価値観が全く同じ人は存在しないのかもしれませんが、それでもやはりそのへんのところがパチンっと一致した人達と一緒に汗水垂らして創っていかないことには素晴らしいものは生まれません。同じ志を持ち、自分の都合よりも相手を尊重し、お互いを想いやる気持ちの全てを仕事に込めて同志となって前へ進んでくれる人、そのような人が私達には必要でした。そんな中、N畝氏と出逢い一緒に仕事が出来ることが本当に有難かった。そして私達スーサイドの存在がN畝氏の誇りとなってもらえるよう、そんな想いを込めて5月中の完成を目指します。
























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