Suicide Customs inc

 日常の作業や最新パーツを紹介します。

Victory Custom Paint.






とうとう待ちに待ったこの日が来てしまいました。「マセラティーを買おうと思ってたのにスーサイドに来たらカスタムバイクが欲しくなっちゃったんだよねだけどそんなに何年も待ちたくないよプロジェクト」 の東メラティー。

「そんなに何年も待てないよプロジェクト」 ですが、「そんなに早くはつくれないよプロジェクト」 でもある東メラティー。それでもオーナーT明氏は東メラティーの為だけに、床がクルクル回るガレージを自宅の庭に建てて辛抱強く待っていてくれていた。本当に有難い。Kohの考えるフルカスタムとは、「フレームはパイプから、タンクフェンダーは板から、」 である。そんなふうなので一台つくるのに何年もかかるのは皆さんも御承知の通り。なのでアメリカからT明氏の理想に近いカスタムバイクを持ってきてKohが手直しをする、ということで納得していただいた。

リア周り、ハンドル周り、ウインカーの埋め込み、などを完了させスーサイドの遠い親せき(冗談です)VictoryCustomPaintさんに持ちこんだのが夏のころ。






1


2


5


3





滝ボルの時もそうだったけれど、表面はまるで水面のような、ゼリーのような、とろ~んとした柔らかいものを見ているかのような感覚。本当はとっても堅いものなのに、もしかしたらプルンプルンなのかなー、て指で触りたくなってしまう。それでいてガラスのような冷たい感じもする。そして今回もパッと見は真っ黒なんだけどスーッと光が当たる場所は青色が発色して、その中にまるでLED電球の様にクッキリとした模様が浮かび上がる、という不思議で素敵なN畝氏渾身の塗装。実物は画像の何倍も何十倍も素晴らしい。その素晴らしさはカメラなんかには到底写せないのである。

オートバイのカスタムにも同じようなことが言えると思うけれど、ものつくりにこだわる人々の中で究極のものつくりの答えが、 「芸術と技術」 の二つの意見に分かれるのだとしたら、Kohの場合は完全に技術側の人間であり、ビクペのN畝氏も完全なる技術側の人なのである。


ビクペのある埼玉から愛知のスーサイドまで、高速道路をぶっ飛ばしても軽く5時間はかかる。ハッキリ言ってゲンナリする距離だ。一番初めにお願いしたサンダーヘッドの塗装が完成したとき、頼んでもいないのにひとり高速度道路をひた走り直接スーサイドまで納品してくれた。その時のN畝氏の、「自分が一生懸命に塗ったものを宅急便で送ることは考えられなかった。」 という言葉を聞いて、この人とは永いお付き合いになるだろーな、と強く感じた。だがしかし、人付き合いを好まず、急激に誰かと仲良くしたりしないKohは、5時間かけて納品に来てくれたN畝氏をたったの1時間もしないうちに帰っていただく、というツンデレぶりを発揮して、この時はさすがに私の胸が痛んだ。今ではそんなことが笑い話になるくらい温かなお付き合いをさせていただいている。遠い親戚が出来たようで私はとっても嬉しい。


数年前までは誰とも付き合わず、自ら世間と孤立して孤独になることで仕事に集中しようとしたKoh. 「立派な仕事をしていれば立派な人達が自分の周りに集まってきてくれるはずだよ。」 という考えだった。このKohの言葉通りになってきたのか、最近は昔のような孤独感が少しずつ薄らいできているように思う。それじゃあKohの刺々しさが無くなって毒のある魅力的なカスタムがつくれなくなっちゃうんじゃないか、と心配になるけれど、いやいや、まだ心の内に秘めているドロッドロの猛毒は健在なのでそこら辺は大丈夫そうだ。



6






N畝氏の車の中には寝袋が置いてあった。まったく人の心を打つ姿勢の人だ。



7




お客さんも大事だけど、業者さんはもっと大切にしなくちゃいけないよ、僕のカスタムを一生手伝ってもらわなくちゃいけない人達だからね、

これはスーサイドを始めてからずっとKohに言われ続けている言葉である。




























スポンサーサイト

Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://suicidecustoms.blog48.fc2.com/tb.php/1223-00b5b2d4

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

カウンター

プロフィール

suicideistoms

Author:suicideistoms
Welcome to Suicide Customs Blog

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Top