Suicide Customs inc

 日常の作業や最新パーツを紹介します。

just me.




1


少し前まで私たちふたりは本当にお金が無かった。いや、正確には工場長だったKohはかなり稼ぐサラリーマンだったけれど、稼いだお金はすべて機械やら工具やら海外にカスタムバイクを見に行く旅費やらに使ってしまっていたので残るお金がほとんど無かった。よってデート代はいつも割り勘、もしくは私の奢り(こっちのが多かったと思う)とは言ってもコンビニでパンを買う、とかマンガ喫茶で一つのハンバーグ定食をふたりで分けて食べる(当時はPCを持っていなかったので調べものをするのにマン喫に通っていた)今では考えられない生活をしていたと思う。私がハンバーグ定食の支払いをするたびに隣りで、あー早くこんな生活から脱出させてあげなくては、、、と胸を痛めていたらしい(これはだいぶ後に本人から聞きました)



時は満ちてスーサイドカスタムズを始めた。その途端、信じられない忙しさが私たちを包みこんでくれた。




それから何年経ったでしょう。何周年記念なーんていうのに全く興味が無いし、過ぎ去った日々を数えたりする時間も無い毎日。それでも生活はどんどん変化していく。いろんな意味で。人は何かを手に入れると、何かを失うように出来ている。いや、本当は失ったような気がしているだけなのかも。


先日、些細なことで大きな喧嘩をした。喧嘩をするたびに私はスーサイドなんか辞めてやる、なんて思うような短絡的な人間なのですが今回も家出がてら仕事をさぼって一日好きなことをして過ごした。普段してみたくても出来ないこと、、、美容室へ行ったりデパートで服を買ったり、そんな普通の人が普通にしていることを思う存分やってみたかった。が、たいして楽しくない。買い物をして満たされるどころか、都会のど真ん中に造られたドイツビールのドイツ風ビアガーデンのドイツ人による生演奏で盛り上がっている日本人を横目で見ながら随分しらけた気分になってしまった。さぁ、スーサイドに帰ろう





何でもないただの私が、仕事で何処へ行っても誰に会ってもイヤな顔をされたり不親切なことをされたことが一度たりともない。それどころか大変丁寧にそしてとても親切にされる。それは私の人柄が良いから、では決してない。Kohがきちんとした仕事をしてくれているからだ。Kohは仕事で私を守ってくれている。社会的にも経済的にも。それを忘れちゃいけないんだ。仕事ばかりの毎日でまたすぐに忘れて不貞腐れるだろーけど。














スポンサーサイト

Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可

Trackback

http://suicidecustoms.blog48.fc2.com/tb.php/968-812eac0c

この記事にトラックバック(FC2Blog User)

Home

カウンター

プロフィール

suicideistoms

Author:suicideistoms
Welcome to Suicide Customs Blog

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Top