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Category : Kockey

snowman.







ゆきだるま、ではなくホイールをつくる。



20171227






野暮用があってニューホライズン(和英辞典)をひらく。今の子どもたちもニューホライズンを使って勉強しているのかしら。私たちの時代、英語と言えばニューホライズン、ニューホライズンと言えば英語の勉強であった。

私の妹は当時、独学で英語を学びカナダで仕事をしながらイギリスに留学してドイツ人と出会い結婚しドイツの移民となった苦労人。結婚する前に彼をつれて日本に帰国し両親に紹介するが、当然私の両親は英語なんて話せないから彼のひととなりが分からない。そんな彼に大事な娘を託せませんよ、ということで、しばらく実家で暮らしてもらうことになった。言葉は通じなくとも一緒に暮らせば彼がどのような人なのかを理解できると考えた父の頼みを快く引き受けてくれた彼は、その後無事に妹をお嫁さんにしたのでした。そしてそれは今も現在進行形。話がそれましたが、私のニューホライズンはその妹が遠くドイツへお嫁に行くときに実家に置いていったもの。それを十何年ぶりかに開いたら中にメモがはさんであった。メモには彼が両親のために覚えようとしたしたであろう日本語がローマ字で書いてあり、両親が確かめたかった彼のひととなりが感じられ切なくなった。

そんな偶然も重なってそれから何度かKohがドイツへ行った。生まれて初めてのちんぷんかんぷんな場所で時間を作って案内してくれた妹夫婦のおかげでKohのオートバイの世界と意識がちっぽけな島国から広がった。あの頃まだドイツにあったハウスオブサンダーで通訳をしてくれたR(妹の夫)に、「こいつ(Kohのこと)はどれくらいバイクを知ってるんだ?」と尋ねるオーナーに、「ちょっとだよ」と答えていたR。まさか、そのちょっとバイクを知ってるくらいのKohが去年のドイツの世界大会で優勝したと知ったらどんな顔をするだろう。


いつかまた、みんなで笑顔で逢えるといーね。メリークリスマス!











neck tube.その後。





前回、ネックチューブの出っ歯の部分の話をしましたが、



20171219




一番手前のこれがその、出っ歯。出っ歯を作る前の工程が終わったものがその後ろにあるふたつ。見比べると、どのようなことが説明したかったのかが分かっていただけると思う。それにしてもこの出っ歯の正式名称は何と呼ぶのでしょうか。Kohはいつも知識のない私にも分かりやすいように言葉を砕いて、小学生の子どもに話すみたいに丁寧に説明してくれる。難しい専門用語を並べて自分だけが気持ちよく話したりしないので、その時間はとっても楽しい時間なのであーる。












neck tube.






20171211



ここまではアナログの旋盤でも作ることができる。複合機が必要だった理由はたくさんあるけれど、その中の一つがここから。今からひっくり返して逆側に出っ歯みたいなのをつくる。この小さな出っ歯が旋盤では作れないのだ。なぜならぐるんぐるん回って全部の面を削り落としてしまうから。それが複合機だと刃も回転しながら削り決まった位置で止まってくれる。削って止まってまた戻りながら削って止まる。よって小さな出っ歯を作ることが可能ってわけ。複合機は人間の手では作り出せないものを作ってくれるんだ。





20171211




以前、何かのインタビューで、「機械が欲しかったと言うより、カスタムバイクを作るために必要だった、と言ったほうが正しい言い方かもしれません。」と答えていたKoh. うーむ、なるほど。

















cast jig.






「おまえは俺の言うことを聞いていればいいんだ!俺に指図をするな!俺の言うことを聞け!」


こういうことをこの21世紀に女の人にむかって怒鳴り散らす生きた化石のような男がいる。ええ、Kohのことです。昔は(と言ってもまだ数年前のことですが)、いつ、どんな理由で、Kohが怒り狂い出すのかが分からずビクビクしながら過ごしていた。でも今は分かる。理由なんて何処にもないのだ。Kohが真剣に何かを創り出そうと集中しているとき、そのエネルギーを自分でもコントロールできなくなって、一番近くにいる心許せる人に当り散らすだけ。そこには理由もなければ理性も何もない。これだけ聞くとまったく最低な男なのだが、その嵐の過ぎ去ったあとにポツンと残されているものが淋しくて、いつも許せてしまうのだった。彼を理解する、というよりも、その孤独さに負けてしまう。こんなのはもう全然まともじゃないし狂ってる、Kohも私も。もちろん悪い意味で。そんなことを繰り返して今までやってきた。




20171206



20171206





今からこれをJIGにして、鋳造でなにやらつくるらしい。












カリフォルニアからこんにちは






この時期になると思い出すKohの台詞がある。「盆だか正月だか知らないけどさ、そういうことをいちいち意識してる時点でダメなんじゃないか?」 特に毎年なんの予定もないけれど12月ってだけで心がうきうきする私は凡人。

さて、365日いつでもどこでも人生の中のただの一日を生きるKohが勤しんでおります最近のお仕事。



20171201






と、そこに「こんにちはー!」


まさかのサンペドロからK氏が突然現れた。我がスーサイドへようこそ!にしても、ひょっこり来るには遠すぎませんか?なんと7年ぶりの日本だそう。ゆっくりしていただきたかったのにそのまま急いで横浜へ向かってしまった。



20171201




またお逢いましょう!ありがとうございました!!











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