Suicide Customs inc

 日常の作業や最新パーツを紹介します。

Oil tank







こちらはHANA号プロジェクトのオイルタンクの続き。



20170723





「こりゃ今まで作ってきたオイルタンクの中で最高傑作になるかもしれないぞ!」 と期待と鼻の穴を大きく膨らませるKohであった。












Axle・・・







棘の道を突き進むO和田ドリーム、まだ続いております。画像はアクスルのプレート部分。画像ではまだ製作途中で四角。




20170723




完成した様子はまた後日。







そして、この子は日が暮れはじめると「いっずーみちゃーーーん!」 とスーサイドまで呼びに来てくれるドリーム君。こんな年齢になっても公園で遊んでくれる友達ができて本当に嬉しい。



20170723





ドリーム君の飼い主は仕事で大変お世話になっている会社の社長の奥様。普段は人付き合いをしないKohですが、仕事で御一緒する方々とは10年、20年、と長いお付き合いをすることがほとんど。このドリーム君のご家族とも10年ほど前から仲良くさせて頂いていて、社長とも奥様とも跡取り息子である御子息とも逢えば楽しくおしゃべりをする。「ああいう人(Kohのこと)と一緒に居るのは大変でしょう。僕の父親もね、今はニコニコ優しそうにしてるけど昔はそりゃおっかなかったんだよ。毎日イライラしてて、おふくろも大変だった。」と御子息。えーそうなんですか?今じゃ想像できないなぁ 「ほりゃほーだよう。いっつも頭の中が仕事でいっぱいだっただよ、あの頃は。だでお母ちゃんにもものすっごい苦労かけただよ。ほだでそのぶん今は好き放題やらせとるわ。がっはっは!」 いいなぁ、幸せですね。 「お宅も絶対そうなるよう。旦那さん(Kohのことです、私達を夫婦だと思っているのだと思う)優しいもん。」 え?あの人が?優しい??「ほだよー、あの人は優しい人だよう。」 優しさの塊みたいな奥様がそんなふうに言ってくれると、もしかしたらそうなのかなぁ・・・なんて思ったりなんかしちゃう梅雨明け。












Cylinder head.






Kohはあまのじゃくである。私がアイスコーヒーを淹れれば自動販売機に缶コーヒーを買いに行く人であり、夕食を作ればコンビニにおにぎりを買いに行く人である。






20170718






そんなあまのじゃくKohが創り出そうとしているシリンダーヘッドのデータが出来上がりつつある。Koh曰くこのシリンダーヘッドの名前は、「ふくろうヘッド」 だそう。縦にすると梟(ふくろう)に見えるらしい。うーん分かるような分からないような。なんかいつも真剣なのにふざけいるというか。あまのじゃくもこのふざけた感じも、すべては照れ臭いからだと思われる。この照れ屋さんめ













XS650






秘密部屋プリズムの中に研究材料の資料が散らばっている。毎回とことん勉強して徹底的に調べてからカスタムに入るので、新しいプロジェクトが始まる前の研究の時間がめちゃくちゃ長いKoh。資料には何かを計算した数字だったり、簡単な絵だったり、長年温めてきた計画だったりの、本人にしか分からないメモ書きがたくさん残っている。集中している時のKohは、「頼むから俺に近づかないでくれないか、ひとりにしてくれ、俺に話しかけるな!」と、暴言を吐きまくるので誰も近づかない。

お腹すいたんじゃない?何か食べる?Kohを心配して私が声をかけようものなら、「俺に指図をするな!食事くらい俺の好きな時間に食べさせてくれよ、俺が決める、食べる時間も食べるものも全部俺が決めるんだー!」と怒鳴り散らされる。あなた何時代の人ですか?とツッコミどころ満載なのだけれど、そんなことを言ったら火に油を注ぐようなもの。昔はそんなKohの一語一句にいちいち傷ついたりしていたもんだが、今となっては、あーまた始まりましたか気の済むまでどーぞどーぞ、とほかっておく。




20160628






以下、Kohの説明です。

「ボトムケースにキャリパー一体型のフロント周りを製作中なんだけど、通常のスポークホイールだとハブからリムの角度が付いていてボトムケースとスポークの隙間がすごく少ないだろ?だからキャリパーを加工しなければいけないんだけど、キャリパーを一から作っても幅が狭すぎてキャリパー自体がペラペラになってしまうんだよ。なので今回はスポークホイールに見えるようにビレットでホイールを作って、そこにキャリパーが入るスペースを確保したんだ。今回のプロジェクトはホイールに使用するタイヤとエンジン以外はすべてSuicideCustoms製になるってわけ。ちなみにエンジンはXS650だぜ!」






20170628





Kohがどんなにメチャクチャでも、こういうものを見せられると私は黙ってしまう。宇宙みたいに広がるKohの頭の中。ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる 










恐竜博士に逢いたいなぁ







人付き合いをしないKohなので友達と呼べる人もほとんどいない。「こんな歳になって友達と集まって何するんだよ、気持ち悪いだろ。仲間?なんだよ仲間って。仕事仲間だけで十分じゃないか」という人である。そんなKohが野暮用(とは言っても仕事です)があって夕方から都会へ出かけて行った。逢いに行った相手は高校時代からの友人Y氏。ひょんなことから一緒に仕事をすることになったふたりですが、お互いに似た者同士で、連絡をとらないなんて当たり前、用が無ければ何年も逢わない。KohにはYよりも実はYのお母さんに対しての強い感謝があって、昔から何度もその話を私にしていた。

ある日、まだ誰も起きていないであろう早朝にYの実家の近くの土手をひとり車で走っていたKoh青年。免許取り立てだったのか、運転を誤って土手の端っこから車ごと落っこちた。幸い怪我はなかったものの、落ちた車をどうしよう?と途方に暮れていたところ、ああそうだこの近くにYの家があったな!と思い出し、夜明け前だというのにY宅の玄関をたたいた。出てきてくれたのはYのお母さんだった。大迷惑な時間に叩き起こされたにもかかわらず事情を話すとロープ片手に土手まで来て一緒に車を引っ張り上げてくれた。そのときのことをKohは大人になってからもずっとずっと忘れられなくて、いつか恩返ししようと考えていた。それから何年も経ったある日、Yが結婚した。結婚式でYのお母さんに逢ったKohは、あのときはお金も全然なくて何もお礼ができなかったから、と心ばかりのお礼を渡そうとした。けれど、「あんたからは貰えないよ!」と受け取ってもらえなったらしい。そのことをまたずっとずーっと忘れなかったKoh. やがてYに子どもが生まれた。その子どもが後に私と仲良しになる恐竜博士R君なのだが、KohはR君に逢う度にお小遣いを渡す。そのお小遣いはちっちゃい子には多すぎるんじゃないの?という額なのだが、そんな価値も分からないR君は面倒くさそうにポケットに入れて公園を走り回るので、気がついたら砂場の上に落ちていてみんなが大笑いする、という実に微笑ましい幸せな時間を与えてくれる。恩返ししたくても返しきれない恩ばかりが増える。


久しぶりに逢ったってお互いに食事にすら誘わないので小一時間もしないうちに帰ってきた。たまにはもう少しゆっくり逢えばいいのに。それにしても、関西からスリッパを履いてやってくるYを誰も凄腕のアパレル関係者だとは気付かないと思う。頭ボッサボサで風呂も入らずまるで世捨て人のようなKohを誰も世界チャンピオンのバイクビルダーだと気付かないように。私はそういう価値観で生きてるふたりが大好きだ。




20170616




さて、そんな世捨て人風のKohが、ああそういえばあなた世界チャンピオンだったね、と思い出させてくれる凄まじいロッカーボックスの蓋が完成した。スピード・スターのためにKohがアルミと人生を削ってつくったロッカーボックスカバーである。












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